ジェームス・サックリング:94 ポイント LOUIS ROEDERER CHAMPAGNE COLLECTION 243 BRUT Monday, August 8, 2022 CountryFrance RegionChampagne VintageNo Vintage Score 94 Dried-lemon, apricot, green-apple, salted-almond, walnut and light caramel notes. Vinous and layered, with small and tight bubbles. Excellent focus and intensity. Based on 2018, with reserve wines going back to 2009. Dosage 8g/L. Drink now.
ワインアドヴォケイト:92 ポイント Rating 92 Release Price NA Drink Date 2021 - 2035 Reviewed by William Kelley Issue Date 1st Sep 2022 Source Issue 262 End of August 2022, The Wine Advocate Based on the 2018 vintage and complemented by reserve wines from a solera established in 2012, as well as younger foudre-aged reserve wines, Roederer's newly released NV Brut Collection 243 is a pillowy, enveloping Champagne evocative of crisp stone fruits, honeycomb, white flowers and buttery pastry. Medium to full-bodied, fleshy and generous, with an ample core of fruit, bright acids and a saline finish, it will offer demonstrative drinking on release.
【正規代理店商品】
老舗シャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール社がスタンダード・キュヴェを35年ぶりに刷新。
マルチ・ヴィンテージのブレンドの品質向上と自由な発想への追求が、生き生きとしたコンテンポラリーなシャンパーニュ「コレクション」!
1776年に設立された、ルイ・ロデレール。一貫して家族経営を続ける、現代では非常に貴重なシャンパーニュ・メゾン。2世紀に渡り最高傑作の完成を目指し、さらなる高みへの挑戦をし続けています。
「コレクション」は、毎年同じ味わいを目指すのではなく、ブレンドによって異なるヴィンテージやテロワールを表現する、新しいコンセプトのスタンダード・キュヴェです。ブドウ栽培の北限といわれ、ブドウが完熟することが難しかったフランス・シャンパーニュ地方では、生産量の多いスタンダード・キュヴェは複数のヴィンテージワインから造られるリザーヴワインを使用し、ハウススタイルの一貫性を重視したスタイルが一般的です。ルイ・ロデレール社では、温暖化の影響と2000年以降、オーガニックやビオディナミ栽培に転換したことにより、ブドウの熟度が格段に上がり、安定的に高品質なブドウが収穫できるようになったことで、「コレクション」を実現しました。
「コレクション」は、複数年のリザーヴワインに、その年に収穫したブドウを使って造られるベースワインをブレンドすることで、収穫年とテロワールの個性が加わり、唯一無二のブレンドに仕上がります。リザーヴワインには、大樽で熟成をさせたリザーヴワインと、2012年から毎年ワインを継ぎ足し熟成させたパーペチュアル・リザーヴワインの2種類を使用し、繊細で、複雑な味わいが特長と言われるルイ・ロデレール社のスタンダード・キュヴェの一貫性を確保しています。ラベルには、ヴィンテージごとに3桁の数字を表記し、創業年からのアッサンブラージュの回数をナンバリングし、バックラベルにはリザーヴワインのヴィンテージ情報を記載することで、ワインの熟成や飲み頃に関する情報を伝えます。
■コレクション 243■
ラベルには創業から数えて何回目の収穫かを表す数字が書かれています。2回目のリリースとなる“243”は、メゾン設立から243回目の収穫が行われた2018年のブドウをベースワインとして造られています。2018年は、温暖な大陸性気候が特徴のヴィンテージで、ブドウはしっかりと熟した状態で収穫されました。
■味わい■
輝きを帯びた煌びやかな黄金色。繊細でイキイキとした、持続性のある泡の連なりが立ち上ります。開いたブーケは豊かさと見事なフレッシュさを兼ね備えます。ピノ・ノワールの濃厚なイエローフルーツ(ミラベル)の香りに、シャルドネの甘い柑橘系の果物(レモンタルト)とデリケートなホワイトフラワー(ジャスミン)の香りが加わり、繊細な熟れた果実香が炸裂します。空気に触れると、煙香と軽くトーストしたデニッシュを感じさせる燻香が感じられます。
奥行きがあり密度の高い、芳醇なしっかりとした骨格が感じられる味わいです。ピノ・ノワールの肉厚なうっとりとするような質感は、心地良いほのかな苦味を伴って、塩味がもたらす驚くほどの爽やかさへと続きます。このワインは、このアッサンブラージュの主体であるシャルドネの密度の高さと石灰石のフレッシュさで完璧なまでにバランスの取れた、見事に成熟したピノ・ノワールの力強さ、芳醇さ、凝縮感が感じられます。
2018ヴィンテージという収穫年の完熟した果実がコレクションの温かみのある心地よさを、2012年に生み出された「パーペチュアル・リザーヴ」がフレッシュさ、エネルギー、複雑味をもたらしています。さらに、大樽熟成によるきめ細やかな木の香りがフィネスと持続性をもたらしています。
■2018年ヴィンテージ情報■
2018年は、温暖な大陸性気候の特徴的なヴィンテージでした。気温の高さ、干ばつ、日照レベルともに歴史に残る記録的な夏でした。ピノ・ノワールは贅沢な質感を表し、十分に成熟した状態で収穫を迎えたシャルドネは塩味を帯びて密度が高く、ムニエは濃厚な果実味を得ることができました。収穫は8月27日~9月8日に行われました。
■テクニカル情報■
243回目のアッサンブラージュ
ブドウ品種:シャルドネ 42%、ピノ・ノワール 40%、ピノ・ムニエ 18%
ドザージュ:8g/L
ブレンド:オークの大樽で熟成させたリザーブワインの比率を10%使用し、ワインに複雑さをもたらす。また、フレッシュさを保つために大きなステンスタンクで2012年以来、毎年ワインを継ぎ足して熟成を積み重ねてきたリザーブワイン“パーペチュアル・リザーヴ”を31%用いる。
熟成:最低3年の瓶内熟成後、澱引きをして、さらに6カ月間熟成。
ベースワイン:2018年
パーペチュアル・リザーヴ(ステンレスタンク熟成):31% (2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年)大樽熟成のリザーヴワイン:10% (2012年、2013年、2014年、2015年、2016年 、2017年)
LOUIS ROEDERER COLLECTION 243
ルイ・ロデレール コレクション 243
生産地:フランス シャンパーニュ
原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE
ぶどう品種:シャルドネ 42%、ピノ・ノワール 40%、ピノ・ムニエ 18%
アルコール度数:12.0%
味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口
ジェームス・サックリング:94 ポイント
LOUIS ROEDERER CHAMPAGNE COLLECTION 243 BRUT Monday, August 8, 2022 CountryFrance RegionChampagne VintageNo Vintage Score 94
Dried-lemon, apricot, green-apple, salted-almond, walnut and light caramel notes. Vinous and layered, with small and tight bubbles. Excellent focus and intensity. Based on 2018, with reserve wines going back to 2009. Dosage 8g/L. Drink now.
ワインアドヴォケイト:92 ポイント
Rating 92 Release Price NA Drink Date 2021 - 2035 Reviewed by William Kelley Issue Date 1st Sep 2022 Source Issue 262 End of August 2022, The Wine Advocate
Based on the 2018 vintage and complemented by reserve wines from a solera established in 2012, as well as younger foudre-aged reserve wines, Roederer's newly released NV Brut Collection 243 is a pillowy, enveloping Champagne evocative of crisp stone fruits, honeycomb, white flowers and buttery pastry. Medium to full-bodied, fleshy and generous, with an ample core of fruit, bright acids and a saline finish, it will offer demonstrative drinking on release.
一貫して家族経営を続け、数々の受賞歴を誇る
世界最高峰の老舗シャンパーニュメゾン。
1776年の創業当時から2世紀にも渡り、一貫して家族経営を続けています。クオリティへの飽くなき追求のために利益優先の企業形態をとらず、このスタイルを守り続けています。そして、一家の誇りとポリシーが、他のシャンパーニュメゾンとは一線を画す、ルイ・ロデレールの佇まいに表れています。
ルイ・ロデレールならではの爽快感と透き通るような上品さを得るために、シャンパーニュの土地でしっかりと育った芳醇なブドウを使用し、ワイン造りのプロフェッショナルたちが連携し、完璧なバランスを求めながら根気よくワインを造り上げています。
シャンパーニュ地方随一「約240haの自社畑を所有」
ルイ・ロデレールは、数あるシャンパーニュ・メゾンの中でも随一の広さを誇る約240haに及ぶ自社畑を所有し、必要とするブドウの75~80%をまかなっています。これは他のシャンパーニュ・メゾンが、多くの買い付けのブドウを使っていることからみても、非常に例外的です。自社畑であるということは、ブドウの栽培から徹底した手入れが出来るということであり、質の良いブドウを手に入れるには必須の条件と言えます。
さらにルイ・ロデレールはシャンパーニュ地方最大級のビオディナミ生産者として知られ、現在は広大な自社畑の約半分をビオディナミで栽培。プレスティージュ・キュヴェのクリスタルにおいては、2012年ヴィンテージより、なんと100%ビオディナミのブドウを使用して仕立てています。
もともと冷涼な気候で病害も多いシャンパーニュ地方で無農薬栽培を行うこと自体、非常に大きなリスクですが、ルイ・ロデレールが持つテロワールをより良く表現するために実施。「テロワールが何を考え、語ろうとしているのか、それを引き出すのがビオディナミ栽培なのです。」と栽培・醸造責任者のジャン・バティスト・レカイヨン氏は語っています。
イギリスの専門誌『ドリンクス・インターナショナル』の「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2023」にて、ルイ・ロデレールが4年連続の第1位に輝きました。