Disgorged in spring 2020 with 4.5 grams per liter, the new NV Brut Ultradition exhibits aromas of toasted bread, honeycomb and golden orchard fruit. On the palate, it's medium to full-bodied, ample and fleshy, girdled by incisive acids and enlivened by a pinpoint mousse. Expect more complexity to emerge with a bit more age on cork. As in its extra-brut counterpart, domaine fruit is supplemented by some 40% purchased must in this bottling.
父ティエリーと、息子オーレリアンのような、創造的な造り手にとって、72にも細分化された多様性のある所有区画も、その個性を生かしたキュベを造り分ける事の出来る贈り物のようなものである。
その区画の個性を生かしたシャンパンを生み出すというファミリーのポリシーの元に生み出される、充実したキュベは、ブルゴーニュ・ワインがそのままシャンパンになったようなものであり、畑の個性を真に生かしている。
(マイケル・エドワーズ氏著『ザ・ファイネスト・ワインズ・オブ・シャンパーニュ』より抜粋)
世界の美食家を唸らせる!!
あの〈noma (ノーマ)〉が2023年春に京都でポップアップ営業開催のニュースを、ご存じの方は多いと思います。
限られた機会を求めて、世界から予約が殺到し、多くの方がキャンセル待ちに名を連ねる人気ぶり!
そんな限られたチャンスを得て、わざわざ海外からお越しになった方が、その帰りにタカムラに寄ってくれました。
ペアリングのワインリストを見せてもらったスタッフから、興奮気味に連絡が入りました。
「他は全部国産ワインやビール、日本酒なのに、唯一国産でない一杯目が、ラエルト フレールのウルトラディションでした!」
以前から、本国の〈noma〉でも採用されていた事は聞いていましたが、まさか、ここ日本で、世界の美食家が注目するペアリングの1杯目に選ばれているとは、長年ご紹介している私達も誇らしい気分です!
〈noma〉の席を確保するのは至難の業ですが、ラエルト フレールのウルトラディションをご自宅でゆっくり優雅に楽しんで頂く事は可能です!
その他のキュベも自信を持ってお勧めします!
シャンパンの生産者の中でも、若手注目株として名の挙がるひとりが、ラエルト・フレールのオーレリアン・ラエルト氏。
今、世界で最も話題のレストランの一つ、『noma』でもオンリストされ、『ワイナート誌』『ヴィノテーク』でも紹介されるなど、世界的な注目を浴びています!
さらに、『ゴーミヨ誌』では、『宝石のよう!』と、称されたことも♪
確かに、純度の高い宝石のように、透明感のある美味しさは、本質の素材、そしてセンスの良さを感じます。
そんなラエルト・フレールを知って頂くのにお勧めしたいのが、このウルトラディション!
『スタンダード・クラスの『トラディション』ながら、それを超越する、ウルトラな品質』
という意味で名づけられたというのも、納得の美味しさです。
世界が認める美味しさ、知らずにいては、勿体ない!!
1889年設立と、歴史ある造り手ラエルト・フレールは、エペルネにある、シャヴォという地を本拠地としています。
現在、若きオーレリアン・フレール氏が、意欲的に取組んでおり、彼の存在が、現地で認められつつある原因のようです。
所有畑は多岐にわたり、コート・デ・ブランのシャルドネ、エペルネの丘、南向き斜面の畑からの、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、そして、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのピノ・ムニエなど、57もの区画を所有。
その事が、品種毎に適した土地での栽培を可能にし、同じ品種でも土地による個性を備えた多様性に富むものとなっています。
畑は、自然な栽培を心がけ、一部、ビオディナミを採用、徐々に拡大傾向にあるようです。
畑での仕事を重視し、区画の個性を大切にしたブドウは、伝統的な木製の垂直式プレスで圧搾、キュベによっては、『小樽発酵』を行うなど、『最善の方法』を求めるこだわりを見せています。
そんな、今注目のラエルト・フレールのスタンダード・キュベが、こちら!
ピノ・ムニエ品種を60%使用したこのキュベは、小樽熟成させたヴァン・ド・レゼルブを40%使用。
区画毎に、『ステンレス・タンク』、『小樽』、『大樽』と、最適な方法を見極め発酵。
2年の瓶内熟成を経て、デゴルジュマン時に、9グラムのリキュール・デクスペディションを加えています。
繊細なフルーツや白い花の香り、やわらかなスパイス香が感じられ、ピノ・ムニエらしいやわらかさがありながらも、フレッシュさと丸みが、バランスよくまとまっています。
開けたてはフレッシュ感が強く、時間が経つにつれ、徐々に香りにより広がりが感じられるようになります。それは、上質の白ワインに通じるものも感じます。
まずは、この一本をお試下さい!
◆パーカーポイント:91+点
◆飲み頃:2021~2029年
※WA : Wine Advocate Rating
※WS : Wine Spectator Rating
★冷暗所での保管をお勧めします。