Shift Line Prism II Stereoは、複数のサウンド処理を組み合わせて作られた、次世代の幻想的なエフェクトペダルです。サブトラクティブ、アディティブシンセシス、リバーブ、そして周波数や時間的、空間的モジュレーションの要素を備えます。これらの様々な要素は複数のパラメータを同時に制御し、まるで生き物のように有機的な音を生み出します。 Prism II Stereoには3つのピッチシフトセクション、2つのモジュレーションセクション、1つのリバーブセクションで構築されます。これらは単一のチェーンに組み込まれ、各ステージにはシグナルのミックスセクションがあります。 ペダルは完全にステレオで動作しますので、これらの回路が全て2つあります。そして4つのLFOセットを使用し、ステレオフィールドの制御とフィルターパラメータの制御を同時に行います。 内部のエフェクトはTAPスイッチ、または外部コントロールで時間的に同期されます。
Prism II Stereoのステレオエフェクトはモノラルエフェクトの連結として使うこともできます。 Prism II Stereoはユーロラックモジュールのボックス全体をペダルにしたような構造で、ギターエフェクターとしての世界を超えたサウンドを生み出します。
Prism II Stereoはサウンドシンセシスの分野で適用される原理を用いています。このタイプのサウンド処理は70年代から進化を続けてきましたが、今では一部の高価な機材が並ぶスタジオを除き、あまり使われていません。Prism II Stereoに似たエフェクトは前身のPrism-9を除いてほとんど存在せず、また使用できる楽器もギター、ベース、シンセ、ヴォーカル、ドラムなど多岐にわたります。
●コントロール Prism II Stereoはデュアルコントロールです。ノブとスイッチには複数の機能があります。セカンダリ機能はTAP(ALT)フットスイッチを押しながら操作する機能と、BYPASS(DETUNE)フットスイッチを押しながら操作する機能があります。メイン機能は白文字で、TAP(ALT)スイッチを押しながら操作する機能は青文字、BYPASS(DETUNE)スイッチを押しながら操作する機能は赤文字で記載されています。
シフトライン / プリズムツーステレオ
Shift Line Prism II Stereoは、複数のサウンド処理を組み合わせて作られた、次世代の幻想的なエフェクトペダルです。サブトラクティブ、アディティブシンセシス、リバーブ、そして周波数や時間的、空間的モジュレーションの要素を備えます。これらの様々な要素は複数のパラメータを同時に制御し、まるで生き物のように有機的な音を生み出します。
Prism II Stereoには3つのピッチシフトセクション、2つのモジュレーションセクション、1つのリバーブセクションで構築されます。これらは単一のチェーンに組み込まれ、各ステージにはシグナルのミックスセクションがあります。
ペダルは完全にステレオで動作しますので、これらの回路が全て2つあります。そして4つのLFOセットを使用し、ステレオフィールドの制御とフィルターパラメータの制御を同時に行います。
内部のエフェクトはTAPスイッチ、または外部コントロールで時間的に同期されます。
Prism II Stereoのステレオエフェクトはモノラルエフェクトの連結として使うこともできます。
Prism II Stereoはユーロラックモジュールのボックス全体をペダルにしたような構造で、ギターエフェクターとしての世界を超えたサウンドを生み出します。
Prism II Stereoはサウンドシンセシスの分野で適用される原理を用いています。このタイプのサウンド処理は70年代から進化を続けてきましたが、今では一部の高価な機材が並ぶスタジオを除き、あまり使われていません。Prism II Stereoに似たエフェクトは前身のPrism-9を除いてほとんど存在せず、また使用できる楽器もギター、ベース、シンセ、ヴォーカル、ドラムなど多岐にわたります。
●主な機能
・圧巻で包括的なフィルターパッド
・モノラルシグナルを拡張できるステレオパス
・タップテンポ。オシレーターリスタート、エクスプレッションの3つのモード
・モジュレーションレートやタップテンポを1/32~32倍で設定可能
・シグナルに上下オクターブと5度を付加できるトランスポーズセクション
・3つのLFOで制御される4つのレゾナントフィルター
・ソフトパッドや豊かな残響、テールのハーモニックトレモロ付加ができるリバーブセクション
・コーラス、ビブラート、ソフトフランジャー、さらにフィルタを組み合わせたフェイザートーン
・12のユニークなプログラム
・ファームウェアアップデート可能
・デチューンモード搭載
・フェイバリット機能でセッティングをプリセット可能
・パッシブコントローラー、アナログトリガー(S-trig/V-trig)、MIDIクロック/プレイによるリモートコントロール
・アナログシグナルパス
・バイパス時のテールON/OFF
・ウェット/ドライ/ウェットや外部ミキシングで使えるキルドライ機能
・トップマウントジャック
・9-12VDCアダプターで駆動(100-150mA)
●各部の役割
・LEFT IN:モノラルシグナル、またはステレオLチャンネルを入力します。
・RIGHT IN:ステレオRチャンネルを入力します。
・LEFT OUT:モノラルアウト、またはステレオLチャンネルを出力します。
・RIGHT OUT:ステレオRチャンネルを出力します。
※インプット・アウトプットとも、L/Rの両方にプラグが接続されたときにステレオ処理されます。TRSステレオプラグはご使用になれません。
・EXT.TAP:外部タップテンポソースを接続します。ノーマリオープンのモメンタリスイッチ、アナログトリガー、MIDIクロック/プレイに対応します。タップテンポの出力も可能です。
・POWER IN:電源を接続します。センターマイナス9-12VDCアダプターを接続します。
・Micro USB:コンピュータと接続し、ファームウェアアップデート、プログラム設定のエディット、ペダルモードの切り替えを行います。
●コントロール
Prism II Stereoはデュアルコントロールです。ノブとスイッチには複数の機能があります。セカンダリ機能はTAP(ALT)フットスイッチを押しながら操作する機能と、BYPASS(DETUNE)フットスイッチを押しながら操作する機能があります。メイン機能は白文字で、TAP(ALT)スイッチを押しながら操作する機能は青文字、BYPASS(DETUNE)スイッチを押しながら操作する機能は赤文字で記載されています。
・BASE:フィルタ周波数を調整します。多くの場合、Prism II StereoのLFOは最小から最大の範囲で動作しますが、この最小値の周波数を設定します。
・DEPTH:フィルタ周波数の最大値を設定します。高く設定するとLFOがBASEノブに与える影響が強くなります。最小にするとフィルターは動作せず、最大ではフィルターは最小から最大まで動作します。
・RATE:フィルターがLFOに沿って動作する速度を調整します。60~0.125秒(0.01666~8Hz)で調整できます。BEATスイッチにより実際に設定される時間の割合を設定できます。
・REVERB:リバーブの長さを調整します。最小ではリバーブがOFFになります。リバーブとメインシグナルのバランスはプログラムごとに固定されていますが、REVERBの設定により楽器から作られるパッドの音色やロングテールを得られます。
・MIX:エフェクトシグナルの音量を調整します。Prism II Stereoはセンドエフェクト(ドライとウェットがミックスされる)ですが、キルドライ(原音をミュートする)モードもあります。キルドライモードではMIXノブで全体の音量を調整します。
・MODEスイッチ:プログラムを選択します。
・BEATスイッチ:RATEノブまたはTAPスイッチで設定した時間に対するディレイタイムのサブディビジョン(割合)を設定します。上で付点8分、中央で4分、下で3連符となります。また、Configファイルからカスタム設定も可能です。
・BYPASS(DETUNE)フットスイッチ
-シングルプレス:エフェクトON/OFFを切り替えます。
-ロングホールド:設定した速度でシグナルをスムースに移調するデチューンモードです。
-ダブルプレス:素早く2回押すとフェイバリットセッティングと現在の設定を切り替えます。
-ホールド+MODEボタン:バンクを切り替えます。
-ホールド+BEATスイッチ:バイパスモード、キルドライを設定します。
・TAP(ALT)フットスイッチ
-タップテンポ:2回タップするとLFOのテンポを設定します。
-フェイバリット:TAPとBYPASSフットスイッチを同時に3秒長押しすると現在の設定がフェイバリットに保存されます。
-オルタネート:このフットスイッチを押しながら各コントロールを操作することでセカンダリ機能を調整できます。
-EXモードで長押し:エクスプレッションペダルのシミュレーションエンベロープのトリガーとなります。
-長押ししながらMODEチェンジ:シアンバンクのプログラムを選択します。
●セカンダリ機能
BYPASS(DETUNE)フットスイッチを押しながら操作する機能
・BANKスイッチ:プログラムバンクを設定します。上でブルー、中央でレッド、下でマゼンタバンクになります。
・BEATスイッチ:バイパスモードの選択です。上でTailsなし、中央でTailsあり、下でキルドライモードとなります。
TAP(ALT)フットスイッチを押しながら操作する機能
・TYPE:3つのグローバルモードを選択します。
-TP:タップテンポモードです。LFOレートはRATノブまたはTAPフットスイッチで設定します。
-RS:RATEノブでLFOレートをコントロールし、TAPフットスイッチでLFOの位相をゼロに戻します。
-EX:エクスプレッションペダルシミュレーションモードです。メインLFOがOFFになり、バーチャルエクスプレッションペダルの動作はATTACKとRELEASEタイムで設定されます。このモードではBASEノブはバーチャルエクスプレッションペダルの最小値を設定し、DEPTHノブで最大値を調整します。TAPフットスイッチを長押しするとバーチャルエクスプレッションペダルが動きます。
・TAP SCALE:TAPフットスイッチで設定できるテンポの倍率を設定します。タップテンポは0.2~2sで設定できます。タップテンポモードでこのノブを調整すると、タップテンポに対して2~32倍または1/2~1/32でタップテンポを設定できます。中央で1:1となります。
・STERO:ステレオの拡がりを調整します。この絹おは方側のLFO位相をオフセットます。高くするとステレオフィールドが広くなります。
・DETUNE:デチューンモード時のピッチの可変幅を調整します。
・ATTACK:EXモード時のアタックタイムを調整します。
・RELEASE:EXモード時のリリースタイムを調整します。
・BANK:バンクをシアンバンクに切り替えます。
TPモード時、TAP(ALT)フットスイッチを長押しするとLEDがマゼンタに点灯します。これはメインコントロールがセカンダリ機能になっていることを示します。
セカンダリ機能とメイン機能で同じやスイッチを使い、設定を変更してもお互いの設定に影響しません。そのため、それぞれの設定を行った直後はノブやスイッチの位置と設定されている値が一致しないことがあります。
●シグナルパス